ここでは、これから株式投資を始めようという方のために投資開始前に覚えるべき基本的な用語を解説しています。
株式投資は、一般的に投資額が多いので実際に売買を開始する前に十分、専門的な言葉の意味やシステムについて理解をしておく必要があります。
株の専門用語
チャート
株価の変動をグラフで表したものです。 X軸は時間経過、Y軸は株価変動を表します。 将来の株価変動を予測するために用いられます。 日本では、江戸時代から米相場で使われてきたローソク足を株式市場動向の予測に使うのが一般的となっています。
機関投資家
個人投資家ではなく、一般の人から資金を集めて株式運用を行っている保険会社や投資信託会社、国の年金運用機関などの法人組織の事です。 市場への参入資金が多いため、マーケットの価格形成に強い影響力を持っています。
外国人投資家
日本の株式市場に参入している日本国籍を持たない個人、もしくは日本で法人登録を行っていない外国の法人会社の事です。 日本の株式市場には保険、投信、ヘッジファンド、年金基金など様々な外国法人が参加しています。
投資信託
個人あるいは法人の投資家からお金を集めて、これをストックし、このストックした資金を投資運用会社が株式などの有価証券や不動産などに投資して利益を得ることを目的としたものです。 元本保証がない場合が多く、利益・損失ともに投資家の出資数に応じで分配されます。
ヘッジファンド
私募で裕福な個人や機関投資家から資金を集めて、それを様々な金融商品で運用するファンドの事です。 個人や機関投資家がヘッジファンドを購入するには最低1億円以上の資金が必要となることが多く、私募と言っても限られた一部の人しか購入することはできません。
システムトレード
アルゴリズム取引とも言われます。 コンピューター上のプログラムで自動で株式の売買を繰り返すシステムです。 株価や出来高、各種チャート図などで売買の条件が決められます。 自動で売買を繰り返すので、手間が掛からない、人の感情に左右されない、などのメリットがあります。 運用のプロである機関投資家だけでなく、個人投資家の間でも広まっています。